佐賀県鳥栖市のレディースクリニック山田産婦人科では、陣痛発来までの妊婦健診を行っています。胎児の超音波(エコー)検査も常時行っています。
レディースクリニック山田産婦人科では、以下のような分娩方法を取り入れています。妊婦さんのご希望などに応じて取り入れますので、遠慮なくご相談ください。
4Dの超音波検査や、必要に応じて尿検査を行い、胎嚢の有無、胎児、胎児心拍の確認、血圧測定などを行います。
子宮頸部細胞診の検査(子宮頸がん検診)も行います。また妊婦歯科健診を希望の方のご相談も受けております。
超音波検査にて胎嚢(たいのう)の有無、胎児、胎児心拍の確認を1~2週ごとに行います。つわりがひどいなどの体調不良の方は、遠慮なく日程変更などをご相談ください。
胎児の大きさが30mm前後になると予定日を決定します。一般的な血液検査も行います。
また母子手帳申請用紙をお渡ししするので、市町村の窓口で母子手帳と補助カードをいただいてください。
予定日決定後、2週間で最初の妊婦健診を行います。補助カードを忘れずにご持参ください。
母子手帳に必要な測定、検査をします。血液検査も補助カードで行います。
妊娠12週以降24週まで、4週間に1回の妊婦健診となります。
※必要な検査は随時行っていきます
乳腺の超音波検査を行います。
妊娠25週から34週までは、2週間に1回の妊婦健診となります。
GBS検査などの必要な検査、また分娩監視装置によるノンストレステストなどは、必要に応じて行います(ノンストレステストは20分~30分ほど時間がかかります)。
GBSの正式名はB群溶血性レンサ球菌(Streptococcus agalactiae. Group B Streptococcus)です。体の中には常在菌といっていろいろな細菌が住み着いており、GBSもそのひとつです。女性の腟や直腸、膀胱、肛門の周りなどに常在しています。
この検査の目的は赤ちゃんへの産道感染を防ぐことであるため、妊娠後期の出産予定日前の33~37週頃に行います。
GBSは弱毒菌のため、健康な大人の場合は症状などもありません。
そのため陽性であっても母親(妊婦)自身には問題はなく、妊娠中に赤ちゃんに感染するおそれもありません。
しかし生まれたばかりの新生児にとっては非常に危険な細菌です。もし母親がGBSの陽性である場合は、赤ちゃんにうつさないように予防策を取る必要があります。
基本的に1週ごとに健診を行いますが、必要に応じ、健診の日程を追加します。
36週で分娩監視装置によるノンストレステストの検査を行います(検査には20分~30分ほど時間がかかります)。
また妊娠中は貧血になりやすいため、適宜血液検査などを行い、貧血が認められた場合はなるべく分娩までに改善するように飲み薬や注射などで治療を行います。
レディースクリニック山田産婦人科では、助産師による無料のマタニティクラス(母親教室)を行っています。
・第2、第4水曜日9時~11時より、当院マザールームで実施
・予約制
・1回目は妊娠編、2回目が分娩編
陣痛の兆候、出産の準備、心構え、出産の説明などのお話や、質問、心配事などの相談を行っています。
立ち会い分娩を希望される方は、ご家族もご参加をお願いします。
レディースクリニック山田産婦人科では、院長の妻である歯科医師による妊婦歯科検診にも対応しています。
かかりつけの歯科がある場合はそちらでの受診継続をおすすめしますが、かかりつけの歯科がないなどの場合はご相談ください。
妊娠するとホルモンバランスなどの変化や食事の影響により、虫歯になりやすい、歯肉に炎症が起こりやすいなど、口内環境が悪化しやすい傾向にあります。
また虫歯菌、歯周病菌などが体内に入ると、早産などのリスクが高まることも考えられます。
加えて、出産後は赤ちゃんのお世話が中心になり、母親本人のメンテナンスがおろそかになりがちです。ぜひ妊娠期間からご自身の体調管理のためにも妊婦歯科検診を受けるようにしましょう。
規則的な痛み(陣痛)、おしるし(鮮血)、胎動の異常、羊水流出(破水)など、気になることがありましたら昼夜にかかわらず、どうか早めに連絡をお願いいたします。
母子ともに命を守るためです。来院して「何もなかった」という結果になるのが一番良いことです。どうぞ遠慮なくご相談ください。
いくら医学が日進月歩といっても、やはり妊娠、お産は一定の危険がともなうことに変わりはありません。レディースクリニック山田産婦人科の院長は、大学病院などで命が危うくなってしまったお母さんや赤ちゃんをたくさん見てきました。だからこそ当院では、特に体重管理を中心として、ときに厳しくお母さんに指導をすることもあります。
耳が痛いアドバイスだと思われる方もおられるかもしれません。しかし、すべては赤ちゃんとお母さんの命を守るため。命を守る強い母親の自覚を身に着けながら、出産に臨みましょう。
特に体重が想定よりも増えすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などのリスクが考えられます。お母さんお一人お一人に的した必要エネルギー摂取量を知り、食事のカロリー計算、食べるものに気をつける、軽めの運動を取り入れるなどをおすすめするのは、安全な出産、ひいてはお母さんと赤ちゃんの命を守るために必要なことなのです。
「陣痛は本当に痛いと聞いているので不安」「初めてのお産だから何をどうしたらいいかわからない」という方もおられると思いますが、不安に思って当然です。そしてその不安を払拭するために、私たちがいます。
レディースクリニック山田産婦人科では、以下のような分娩方法を取り入れています。 妊婦さんのご希望などに応じて取り入れますので、遠慮なくご相談ください。
分娩は「経膣分娩」「帝王切開」の2つの種類に分けられます。
さらに経膣分娩は、自然分娩(ソフロロジー式・ラマーズ法・フリースタイル分娩など)と、医療処置が必要な分娩(無痛分娩・計画分娩など)に分けられます。
自然分娩とは、特別な処置を行わずに陣痛を待ち、産道を通して赤ちゃんを出産するごく一般的な分娩法です。
痛みを和らげるための麻酔や、胎児が母体から出てくる際のサポートとして使用する吸引処置などは行わず、陣痛や腹圧など、母体の持つ力で胎児を分娩します。基本的に医療介入は行いませんが、会陰切開などを行う場合もあります。
レディースクリニック山田産婦人科でも自然分娩を推奨しており、お母さんの持つ力を存分に発揮できるように、妊娠中からしっかりと体調管理や生活のお手伝いをいたします。
帝王切開術よりも入院期間が短く、母体の回復がスムーズであることは自然分娩の大きなメリットです。
ただし帝王切開術が安全だと判断した場合は、無理に自然分娩を行うことはありません。
無痛(和痛)分娩とは、陣痛時に麻酔を用いることで分娩時の痛みを軽減させる方法です。痛みがすべてなくなるわけではないため、和痛分娩と呼ばれることもあります。
陣痛が和らぐため分娩時にパニックになりにくい、出産に対する怖さが軽減できるなどのメリットもありますが、一方で陣痛は体からの重要なサインであるため、痛みを軽減させることによるデメリットも考えられます。
レディースクリニック山田産婦人科でも無痛(和痛)分娩の相談に応じていますので、どのような具体的なメリット・デメリットがあるのか、ぜひ医師にご相談ください。
ラマーズ法は「ヒッ、ヒッ、フー」の呼吸方法が有名な自然分娩のひとつで、痛みを逃しやすい呼吸方法を行いながら、分娩をスムーズに進めます。
ソフロロジー式分娩法は、リラックスをした状態での出産を目的にした出産方法で、主に呼吸法によって痛みを和らげます。イメージトレーニングやエクササイズによって出産への恐怖心を減らしていきます。妊娠中から赤ちゃんのことを大切に思うことを重視しており、母性の自覚にもつながります。
催眠学を応用した方法で、潜在意識にアプローチすることで、出産に対する恐怖心を軽減していく方法です。
帝王切開は、多胎妊娠(双子、三つ子など)や逆子などの何らかの問題が生じ、自然分娩(経腟分娩)が難しい場合に用いられ、子宮を切開して赤ちゃんを取り出します。
通常は妊娠37週までの妊婦健診で自然分娩(経膣分娩)が難しいと判断されると「予定帝王切開」となり、38週ごろに手術が行われます。
また赤ちゃんの出生前に胎盤が剥がれ大量の出血による危険性が生じる常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)、お産が長引いて母親の体にリスクが考えられるケースなどでは「緊急帝王切開」を行います。
手術時間は基本的に30〜60分です。執刀から5~10分前後で赤ちゃんが誕生します。
経過が良好であれば、おおよそ一週間ほどで退院が可能です。
里帰り出産を希望される場合、受診の時期はいつでも可能です。
先に受診されているクリニックなどがあれば、当院への受診の際には紹介状をご持参ください。
また受診前に一度ご連絡いただけますと、スムーズな受診につながります。
産後の女性の体はホルモンバランスが乱れやすく、不調も出やすくなります。また特に初めての出産の方は育児に不安を抱えながら、赤ちゃんと一緒に過ごしています。
その負担を少しでもやわらげたいという思いから、レディースクリニック山田産婦人科では、基山町の産後ケアにも携わっています。
ショートステイとデイサービス、併せて通算7 日まで利用できます。
産後のレスパイトケア(休息)、不安やお悩みの相談としてもご活用ください。
ショートステイ(宿泊型) | 1泊2日(3食)10時~翌日10時 | 5,000円/泊 |
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デイサービス(通所型) | 日帰り(1食)10時~16時 | 3,000円/日 |
※利用前の診察等が必要となる場合があります。
※非課税世帯・生活保護世帯の場合には減額制度があります。
詳しい内容は基山町のホームページをご覧ください。
基山町産後ケアのお知らせ
お産はお母さんの体にとっても一大事です。数日は院内で看護師や助産師などとともに赤ちゃんのようすを見守ることができますが、自宅に戻ればお母さんを中心に、ご家族で赤ちゃんの命を守っていかなければなりません。
もちろん産後一週間、一ヶ月などの産後検診、そのごの乳児検診でも十分にご相談に乗りますが、ぜひ入院中に今後の活力をお食事からも得て、ぜひご自宅での育児に取り組んでほしいと考えています。
レディースクリニック山田産婦人科は、お母さんと赤ちゃんがゆっくりくつろげる環境を大切にしています。
院内はバリアフリーになっており、赤ちゃんがおなかにいるお母さんもゆったりと座れる待合室のソファ、お子さま連れでも安心なキッズルーム、ゆっくり使えるトイレ、そして大人二人がゆっくりと過ごせる広々とした入院室など、赤ちゃんとお母さんを十分にいたわる環境になっています。