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不妊症の診断・不妊相談

「なかなか妊娠しない」とお悩みのご夫婦へ

佐賀県鳥栖市のレディースクリニック山田産婦人科では、妊娠をご希望でも「なかなか妊娠しない」とお悩みのご夫婦に不妊治療を行っております。

不妊症の原因は様々で、女性側に原因があるケース、男性側に原因があるケース、そして原因不明のケースの3つに分類されます。

不妊症の基準は?

通常の夫婦生活を続けても、一年間、妊娠に至らない場合は、不妊症と考えて良いでしょう。
近年は女性の社会進出にともない高齢での妊娠・出産が増えています。しかし女性が妊娠し、安全に出産できる時期は長くありません。
不妊治療は時間との勝負と言えます。男性であっても35歳くらいから精子の質が低下し、妊娠に至りにくい傾向が出てきます。
「もしかして不妊症なのかな…?」と思われたときには、ぜひご夫婦そろってご来院ください。

女性の不妊症の原因は?

もっとも大きな原因として考えられているのが、加齢による卵巣機能の低下です。排卵障害、卵管の閉塞や狭窄、癒着、そして子宮筋腫や子宮内膜症などの疾患も不妊症の原因になります。
子宮内膜症などの病変がある場合は、必要に応じて手術を行うこともあります。そうするとその分、不妊症の治療もさらに時間がかかってしまいますので、気になる症状がある場合は早めに医療機関での検査、そして治療に臨んでください。

女性が気をつけたほうがいい症状

  • 月経痛
  • 月経過多(月経での出血が多い)
  • 貧血
  • 頻尿
  • 腹痛
  • 便秘
  • 腹部にしこりがある
  • おりものの増加
  • 月経困難症
  • 腰痛
  • 排便時痛
  • 性交痛

など

なぜ女性は基礎体温を記録したほうがいいの?

女性はホルモンバランスの変化によって、日々体温が変化しています。そのため継続的に基礎体温を記録することで、生理周期のパターン、排卵の有無、妊娠しやすい時期、女性ホルモンのバランスなどを知ることができます。もちろん女性特有の病気を発見する手がかりにもなります。
特に妊娠を希望している場合は排卵のタイミングを知る際に大きく役立ちます。妊娠を望む方はぜひ、毎日の記録をおすすめします。

不妊症は男性側に原因があることも

不妊症にはどうしても女性側に原因があるように見える風潮があります。しかし実際は、男性に原因がある場合が25%ほど、女性に原因がある場合が40%ほど。そして男女ともに原因がある割合が25%であるという調査結果も出ています。

「どちらかだけに責任がある」と決めつけず、夫婦がお互いの理解を深め、必要に応じて二人で検査を受けるなどの協力体制が、不妊症の治療、つまり妊娠に至るには必要不可欠なのです。

男性の不妊症の原因は?

男性不妊の原因の約8割は、精子の数が少ない、精子の動きが悪いなど、精子をつくる機能に問題がある「造精機能障害」です。
他にも喫煙やストレスなど、いくつかの原因が考えられます。正確な治療を行うためにはかならず男性も一緒に検査を受けるようにしましょう。

人工授精(AIH)とは?

人工授精 (AIH:Artificial Insemination of Husband)とは、女性側の排卵の時期に合わせて、洗浄濃縮したパートナーの精子を子宮内に注入する方法であり、体外受精ではありません。直接子宮に精子を注入するため自然分娩に近い方法といえるでしょう。
精子減少症や精子無力症など精子に障害がある場合、またタイミング療法を6周期以上行っても妊娠に至らず、体外受精を行うことには抵抗がある場合に用いられます。

体外受精は行っていますか?

当院では体外受精は行っていません。
体外受精、顕微授精などの高度な生殖技術が必要な場合は、信頼できる病院にご紹介します。