子宮体がん健診/子宮頸がん検診/卵巣検査/乳腺検査

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女性ならではの「がん」を見逃さない

子宮体がん、子宮頸がん、子宮内膜症など、女性特有の疾患においても早期発見・早期治療がカギです。
レディースクリニック山田産婦人科では各種検診・検査・ワクチン接種にも力を入れ、正確な診断・処置を心がけています。気になる症状はないとしても、ご自分の体、そして将来の妊娠・出産を安全に行うためにも、ぜひ年に1回の検診を受けてください。

子宮体がん健診(子宮内膜がん)

子宮がん検診(子宮内膜がん)とは?

子宮がん検診では、子宮内膜細胞診といって、子宮の内部まで細い管状の器具を挿入し、内面をこするようにして細胞を採取し、子宮体がんや、その前がん病変の有無を調べます。
子宮内膜細胞診では奥の細胞を採取するため、痛みを生じることがあります。

子宮頸がん健診

子宮頸がん検診とは?

子宮頸がん検査では、膣から子宮頸部は近いため、肉眼で細胞を採取することができます。基本的に痛みはありませんが、腟専用の細長い棒状のプローブを腟内に挿入するため、痛みを感じる人もまれにいるようです。

子宮頸がんを防ぐために

子宮頸がんを防ぐためには、定期的な子宮頸がん検診(ヒトパピローマウイルス検査)、そして子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種の2つが必要です。 子宮頸がんのほ大部分がHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を原因としています。
子宮頸部へのHPV感染は通常、性交渉によるものが多いと言われています。そのため性交渉を経験する前にHPVワクチンを接種することを強くおすすめします。 日本では小学校6年生から高校1年生までの女子が、定期接種でHPVワクチンを受けられます。ぜひワクチン接種を活用し、健康な体を守っていきましょう。

もしHPVワクチン接種に関して不安なことがある、質問があるという場合も、遠慮なくレディースクリニック山田産婦人科までお問い合わせください。

子宮頸がん検診のタイミングは?

20歳からは2年に1回、定期的に受診することが大切です。
子宮頸がんにかかる人は20代後半から増加し、特に30〜50代で多くなります。妊娠と同時に子宮頸がんであることが判明し、妊娠・出産を諦めなければならなくなるケースも多く見られます。 若い女性こそ、注意が必要ながんです。

「まだ若いから」と考えず、ご自分の命のためにも、そして将来子どもがほしいと考えている方も、しっかりと子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。

子宮頸がん検診は、自分で細胞は取れないの?

自己採取ではうまく細胞が取れず、適切な検査結果が得られません。
ぜひ婦人科で検査を受けましょう。

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

定期接種として公費で受けられるHPVワクチンには、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。 HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。(16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型) HPVワクチン接種のスケジュールはそれぞれのワクチンによって異なります。またHPVワクチンの接種が必須になっている国もあり、留学する予定がある学生さんなどは注意が必要です。

ワクチン接種のスケジュールを知りたい方、副作用が心配な方などは、遠慮なくレディースクリニック山田産婦人科までご相談ください。

卵巣検査(卵巣がん検査)

卵巣検査(卵巣がん検査)とは?

卵巣検査は、卵巣に良性、あるいは悪性の腫瘍がないかを、超音波や血液検査で調べる検査です。
卵巣にできる腫瘍の85%ほどは良性ですが、それ以外にも悪性と、悪性と良性の中間である境界悪性の3種類があります。
卵巣にできた悪性の腫瘍が「卵巣がん」ですが、良性であったとしても時間の経過などによって変化することもあるため注意が必要です。

卵巣がん検査を受けたほうが良い症状は?

おなかの張り、食欲低下、腹痛、便秘が続く、腹部のしこりなどの自覚症状を認められる場合、卵巣がん検査の受診をおすすめします。 ただし、初期の卵巣がんはほとんど症状がありません。そのため子宮頸がん検診などとあわせて、定期的に超音波検査を行うのがおすすめです。

卵巣検査はどのようにして行うの?

基本的には、腟内にごく細いプローブを挿入する経腟超音波検査で、骨盤内にある卵巣を調べます。経膣超音波検査が苦手である、また性交渉がない学生などの場合は腹部エコー検査になることもあります。
超音波検査で異常が認められ、さらに精査が必要だと判断された場合には、MRI、CT検査などで良性なのか、悪性なのかをしっかりと調べ、治療、もしくは手術などを行います。

乳腺検査

乳腺検査とは?

乳腺検査は、乳がんの有無や、がんではないもののしこりがあるかどうかを調べる検査です。
レディースクリニック山田産婦人科で行う乳腺検査は、指触診と超音波検査のみで、マンモグラフィーの検査は行っていません。
乳房にご自身で触れてしこりがないかなどを調べる自己検診も、がんの発見には非常に有用です。月に一回、ぜひご自分で触ってみてください。

またマンモグラフィーを受けたい場合は信頼できる医療機関をご紹介します。遠慮なくお尋ねください。

各種費用

5,000~50,000円(税込)
検査内容によって変わりますので、クリニックまでご確認ください。